ウェブ人間論

「ウェブ進化」によって、人間がどう変わるのか?というお題目。
いい言葉だなと思ったのは、ハッカーエシックスという言葉について。

プログラマーとしての創造性に誇りを持ち、好きなことへの没頭を是とし、報酬より称賛を大切にし、情報の共有をものすごく重要なことと考える、そしてやや反権威的、というような考え方の組み合わせというか、ある種の気概なようなものです。

ウェブ人間論 (新潮新書)

フラット化する世界(下)

上巻に続いて。
楽しかったのは、次の一節。フラット化する世界で、企業がどう生きて行くべきかという一節。

ルールその2. 小は大を演じるべし・・・大物ぶるのが、フラットな世界で小企業が繁栄する一つの方法だ。小が大を演じる秘訣は、より遠く、より速く、より深いところを目指し、共同作業の新しいツールを速やかに利用することだ。

例として、アラメックスという、アラブ諸国で初めて設立された配送業者で、初めてアラブ系企業でNasdaqに上場した会社が取り上げられています。小さい会社が今のグローバル社会でどう成功して行けるのか、参考になります。

フラット化する世界(下)