広告、マーケティングの世界、またネットビジネスの世界

今のプロジェクトも認知度があがり、色々なビジネスチャンスに
お声掛け頂くようになりました。感謝!!


そんな中、ある会社さまへの提案のため、広告代理店出身の方と、ブレストする機会があり、
広告、マーケティングというのは、これまで未体験で、面白い世界だな、と感じました。
違いを感じたのは次の2つ。
(1)広告、マーケティングの世界にいる方の、徹底した消費者志向というモノの考え方。
これは、素敵です。
わりと自分がユーザになったらという観点への切り替わりがとても早いですし、
いい意味で実現性を考えないで、こんなのがあったらというアイデア出しに長けている方が多い、
のではないですかね。


(2)広告ビジネスでは、予算ありきなこと。
私が今まで経験して来たITコンサルティング、SIビジネスでは、やはりコストありき、でした。
これに付随したビジネスモデルもやはり違って来て、そこにはビジネスチャンスが多そうです。
例えば、広告ビジネスでは、露出度が大事で、費用対効果という側面に余りスポットが
当たっていないのですね、とか。


また、その他、2案件ほど、声を掛けて頂きましたが、そちらは、広告、マーケティングということに
特化した話題ではなく、もう少し大きく、ケータイで新しいビジネス展開が出来ないか、というお話。
そちらでも、ネットビジネスという世界は、これまた未体験で、面白い世界だな、と感じました。
(3)ネットの世界とリアルの世界の擦り合わせ具合
例えば、家電を購入する場合ですと、まずネットで、暖房器具ならどのメーカーの、
どのデザイン、スペック、価格の製品がいいのか、
また、どの量販店の、どの店舗においてある製品が安いのか、
それなりに調べてから、リアルな店舗に出向いたりします。
その擦り合わせをどうするのか。


(4)人間系の大切さ
やはり、ビジネスモデルだ、ITだ、といっても大切なコトは、お客様に対して熱意も持って商売を行うか、
という点ですよね。
Webサイトだ、ケータイというと、対面販売や接客に比べて、
Face To Faceなコミュニケーションでは無い分、ともすれば、
独りよがりであったり、手抜きであったりしがちなコミュニケーションツールになりがちでは
無いかと危惧しています。
やはり、ビジネスの話が持ち込まれるケースでは、何らかの問題を抱えていることが多く、
一消費者として、ケータイを利用したサービスを使ってみると、
サイトが更新されていない、必要な情報へたどり着くまでに時間が掛かる、
メールにしても、必要な情報では無い情報が含まれている、受信するタイミングが適切でない、とかとか。
そう言った意味では、広告、MD、販促、営業、といった方々が、
熱意を持って、お客様と対面出来る仕掛け作りこそが、大切なんだな、と思う今日この頃です。


今週、気になったエントリーは、渡辺聡さんの、
「ポイント経済考:メトロがスターアライアンスに加盟する日」
http://japan.cnet.com/blog/watanabe/2007/06/14/entry_post_149/?ref=rss

読んだ本は、↓です。
お客様が喜ぶケータイ活用への挑戦
顧客ともっとつながる