2006年以降の社会変化(期待編)

atkondo2006-01-08


サンプルプログラムのソースコードを読んでいて、不明な点はRubyチュートリアルを読んだり。
何故、ここまでプログラムに惹かれているんでしょう?説明がてら、期待している2006年以降の社会の変化について思い付くままに。


1. インターネットを通じて手に入れることができるモノが爆発的に増える。
○どういうことか
 今まで存在しなかったモノが登場したり、存在はしたが供給者としてのプレイヤーが増大するモノが登場する。
○例えば、
 前者の今まで存在しなかったモノでいうとCESでGoogleが発表したビデオ番組配信。過去の番組とかみたいですね。Amazonの「Search Inside」、「なか見検索!」で本の中身が検索できるのも良し。
 後者の供給者が増えて来たモノでいうと、SNSを通じたプロジェクト単位の商談の成立とか。ヤフオクの発展版とでも言いましょうか。商品だけではなく、サービスも流通し出す。AmazonのMechanical turkとか。
○その理由は
 供給側としては、個人が、blog、SNSといったインターネット上の経験を通じて、プレイヤーとなることの心理的な抵抗感が低下していること。また、オープンソフトウェアをはじめとしたコスト的な参入障壁が低下していること。
     


2. 多くの人は活動的になり、外に出かける機会が増える。
○どういうことか
 豊富になった電子的なコンテンツがリアルな社会を補完するモノとして機能し始める。検索しなくても、街中で隠れていた情報に出会うことができるようになる。リアルな社会を違った側面から楽しめるようになる。
○例えば、
 これまたCESでYahoo!が発表したYahoo!Goとかロケーションフリーなサービス。これはテレビや携帯でもYahoo!のコンテンツが楽しめるというモノ。これにより情報をどこにでも持ち運びが可能。
 また、Google mapsGoogle localの発展版として、その土地、その時間に必要な情報が、検索に頼らないで、自然に手に入れられるような、RSS feedっぽいサービス。人の活動に合わせて相応しいサービスが得たいという欲求は大きいはず。自分だけのツアコンだったり、コンシェルジュ的なサービス。
○その理由は
 行動中に気軽に楽しめるための使い勝手の向上: 今もインターネットと言えば、ブラウザ、メーラーといったソフトウェアが主体だと思いますが、Ajaxの表現力を超えた、使っていて楽しいWidgetsとかが流通するようになるでしょう。また、podcastingにみられるような音声サービスとか。
 ロケーションサービスそのものの進展: GPSRFIDといった位置情報の補足技術が役に立ちます。流通そのものは、WiMAXとかWireless技術が、キー。ケータイがリアルとネット社会のゲート。
     


3. 仲間、友人、知人といったコミュニケーションの和が広がる。
○どういうことか
 外に出かける機会、もしくは発信する機会が増えることにより、新しい出会いが広がる。リアルに出会わなくても友達の友達感覚の人の和は広がる。もしくは公園デビュー的な事がきっと沢山ある。
○例えば
 経験の場が広がるはず。Flickrdel.icio.usWiki、といったサービスを通じて、知の共有が広がる。リアルなコミュニケーションと、マスコミュニケーションの隙間を、ネットがリアルと協同しながら埋めていく。
 また、先ほどのロケーションに応じた情報収集が、知覚できなかった情報を浮かび上がらせる。そして新しいコミュニケーションを作る。例えば、地元の歴史保存活動とか。
○その理由は、
 やはり、コミュニケーションというのは人間の根源的な欲求なので。



取り留めも無く、キーワードの羅列ですが、こうなったらいいな、という程度の予想でした。
仕事面でもこうした変化はきっとあるだろうな、という気がします。特に、ビジネスの世界でも似たようなコトはありえて、オープン、それに伴うコミュニケーションの変容というのは、色々な意味で大きなキーワードですね。
・・・、ということがしたくて、プログラミングなどしている訳でした。